私が実際に対応したケースです。
「最近、車のバッテリーが上がってからカーナビの調子が悪いんだけど見てくれる?」
「近所の個人の車屋にバッテリーを交換してもらってから調子が悪いんだけど、見てくれる?」
キッカケはバッテリーですが原因はカーナビ側にありました。
原因
故障原因は全てカーナビ内部のICチップが故障してました。
故障したキッカケはカーナビに供給されている常時電源が止まってしまったことです。
搭載バッテリー残量がゼロになる、もしくはバッテリー交換時にバックアップをとらないケースによって発生していました。
この症状が出るのはパナソニック製カーナビ2008年から2010年あたりに製造されたモデルに限定されています。
さすがに最近のモデルは大丈夫みたいですね。
自分が実際に対応したナビ品番を記載しておきます↓
CN-HW800D・CN-HW830D・CN-HW850D
上記の機種についてはメーカーにて無償修理できました。
実際に最寄りのカーディーラーや量販店で相談すれば対応して頂けると思われます。
カーナビ内部の異常についてはメーカーに点検に出さないと解らないので、情報を知っているかどうかが重要です。
対策
パナソニックナビの上記装着車の方限定ですが
バッテリー点検を定期的に行う
バッテリー交換時は専門知識を持った販売店に依頼する。←これが重要です
バッテリー交換時はバックアップ電源をとる
まとめ
バッテリー交換時はバックアップ電源を必ず取るようにしましょう。
何故なら、ナビだけではなく窓がオートで閉まらなくなったり、バックカメラが映らなくなったり、CPUの学習がリセットされ、トヨタやスバルの一部の車でエンジン不調になったりします。
また近年の車は、自動ブレーキ、アイドリングストップ、ハイブリッドシステム等が標準装備されており知識の無い方が作業するにはリスクが高すぎる様に思われます。
情報と必要なアイテムを準備してバッテリー交換をしましょう。
バックアップを簡単に取れるアイテムを下記に紹介しておきますので、ご参考にしてみて下さい。
交換時に必要なアイテムと交換方法はこちらで紹介されています。(YouTube動画)
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