ドライブレコーダーが撮影不良でエラーを起こすことがしばしばありますが、
その原因の多くはSDカードが関係している事が多いのが現実です。
「付属のSDカードを使用してどうしてそうなるの?原因は何なの?」
と疑問に思われるも多いかと思いますのでお答えします。
主な原因は下記の2点
①定期的にSDカードのフォーマットをしていない。
②ドライブレコーダーに適したSDカードを使用していない。
フォーマットについて
ドライブレコーダーで映像を記録すると非常に大きな負荷がSDカードにかかる事になります。
その為、記録する際に不良セレクタ(ゴミファイル)が生み出されてしまいます。
この不良セレクタが溜まる事で書き込みエラーの起こす確率が高くなっていきます。
エラーを起こす前にファイルを削除する作業の事をフォーマットするといいます。
フォーマットの仕方は説明書に従ってボタン操作をするだけなので慣れると1分もかからず出来ます。
面倒くさがらずに実施しましょう。
説明書にも定期的にフォーマットを必ずおこなって下さいと書いてあります。
あるメーカーでは二週間に一回と行った記入があるものもありますが、個人的な見解を述べさせて頂くと1ヶ月に一回で十分ではないかと思われます。
(不安な方は説明書に従って下さい。必要な時に撮れてない事が最大の悪の為、自己責任で行動して下さい)
ドライブレコーダー に適したSDカードの規格や性能
付属の純正SDカードだと容量が少ないのがほとんどで、8GBから16GBです。
綺麗な画像で長時間の記録ができる32〜128GBの容量のSDカードに差し換える方が多いのが現状です。
また上級機種は駐車監視機能が搭載されたモデルが多く、長時間録画には大容量のSDカードが必要になり、差し替えをするユーザーがほとんどです。
ドライブレコーダーの記録媒体に求められる性能は耐久性です。
これはドライブレコーダーがずっとデータを絶えず上書きする特性を持っているからです。
8GBのSDカードの容量だと(使用する機種にもよりますが)、1時間弱で全データを書き換えするくらいのサイクルで上書きされています。
耐久性を考慮せず、説明書通りのクラス10の規格のSDを使用してエラーが起こる確率を上げています。
それではどうすれば良いのか?
それは下記の規格のSDカードを購入する事でカードの故障率を格段に下げる事が出来ます。
・SD規格表記にHigh Endurance(高耐久)かMLCの記入があるものを使用する事。
例えば↓
この表記があれば安心ですね。
ドライブレコーダーがいざという時に撮れていない事が無いようにしましょう。
当たり前の事にも対策が必要ですね。
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