タイヤの空気圧調整を簡単に自宅で行う方法
タイヤの空気圧調整の重要性
自動車のボディを支えるのはタイヤであり、その接地面積は1本あたりハガキ1枚分と言われています。それため、使用しているタイヤの摩耗や空気圧状況を定期的に点検することは非常に重要なポイントであるといえます。
空気圧が少ない状態で走行するとタイヤの異常摩耗(片べり、両肩べり)により走行安全性が低下したり、空気圧が高すぎると接地面積が少ないことから、雨天時スリップの原因となることから適正な空気圧調整を行う必要があります。
タイヤの空気は、正常な状態でも自然と抜けていくので少なくとも1ヶ月に1回は空気圧の点検をを行うことが大切です。近年はセルフのガソリンスタンドが増えてきたこともあり、専門知識を持ったスタッフに空気圧を点検してもらうという機会がなくなっている状況にあります。そのためドライバー自身がタイヤ点検や調整の必要性を理解し、定期的に管理できる環境づくりが必要になってきているといえます。
空気圧の充填方法
セルフ式のガソリンスタンドにはタイヤ用の空気充填機が設置されており、希望すれば点検してもらえることがあります。また設置されている充填機を自由に使用できる店舗もあります。またカーディーラー、カー用品店(オートバックス等)でオイル交換や車検時に点検調整してもらうことができます。
適正な空気圧は車種や装着サイズごとに決められており、取扱説明書や運転席のドアを開けたところなどに表示されています。その数値に従って空気圧の充填をします。
自宅で簡単に空気圧調整する方法(参考例)
空気圧調整は上記のような方法で可能ですが、近隣にガソリンスタンドやディーラーがなかったり、忙しくて機会をつくることが難しいケースもあるため、ここでは簡易的な調整方法について紹介します。
自宅で空気調整を行うにはエアゲージ、エアコンプレッサー、空気圧充填機器等が必要ですが、できるだけ簡潔に点検調整をする方法を考えてみました。
用意するのは電動エアーポンプ一台だけで大丈夫です。
Reesibi電動エアーポンプ(型番:ATJ-1866)を使用しました。
(商品仕様)
入力電力:110V・AC/12V DC
最大圧力:10.3bar/150PSI
サイズ(長さ×幅×高さ):(約)18.5×9.5×19.51cm
重量:(約)0.8kg(本体)
エアホース長さ:55cm
12V-ケーブル長:2.8m
110Vケーブル長:1.6m
(商品説明)
① 空気圧を指定しタイヤの空気を充填すると、設定空気圧になると自動で停止する。
②家庭用電源110Vもしくは車のシガーソケット電源で接続可能
作業手順
1. 電動エアーポンプを電源に繋ぐ
2. タイヤホイールのエアバルブキャップを外し、電動エアーポンプとエアバルブを接続する。
3. 運転席ドアを開けたところに適性空気圧の表示があるので、適正値を確認する。
(上記の場合、タイヤサイズが205/65R16で前後ともに2.4kg/cm2が適正値)
4. 電動エアーポンプの充填空気圧を設定し、開始ボタンを押す。
5. 設定空気圧になると自動的に停止するので電動エアーポンプを外し、エアバルブキャップをしめる。
以上で終了です。
空気圧の自動調整ができない電動エアーポンプを使用する場合は、別途エアゲージ(空気圧測定器)が必要となるため注意が必要です。
まとめ
空気圧調整を実施した際のメリットは
①タイヤが片減りしない。②燃費が良くなる。③乗り心地が良くなる。④タイヤ本来の性能を活かせる
等が挙げられるので、安全面向上だけならず、偏摩耗等がなくタイヤが長持ちしたり、ガソリンの消費が軽減されます。
上記で使用した商品のリンクを下記に貼っておきますので、ご参考にしてみて下さい。
上記は空気圧調整方法の一例ですが、比較的簡単にできますので皆さんもぜひ空気圧の調整にチャレンジしてみて下さい。
コメント